ヘデラ

ツタに似ている常緑つる性植物
日光下でも日陰でもよく育つ種類が多く、管理しやすい観葉植物です。
栽培ポイントは水やりで、おさえぎみに与えて茎を徒長させないことです。


ヨーロッパ、北アフリカ、西アジアの原産
寒さ、乾燥、日光不足に強く、屋外でも室内でも育てられる、とても扱いやすい観葉植物です。
花言葉には「永遠」という意味があり、古いヨーロッパの教会の壁にもよく見られます。
需要が多いため数多くの種類がでまわっており、葉の形や斑の入り方など、好みにあった物を選びましょう。
◎置き場所
飾る場所の条件にあまり左右されませんが、本来は日光を好む植物です。真夏を除いてはこまめにベランダなどに出して日光に当てましょう。
葉色や光沢を美しく保つことができますし、下葉が落ちることもありません。
耐寒性があり、2〜3℃の室温で冬越しさせることができます。
◎楽しみ方◎ 花鉢との相性もよく、花を引き立てる優秀な脇役にもなります。
壁にはわせたり、長く伸びてくるツルを太めのワイヤーにからめてハート型にするなど、アイディア次第で色々な仕立て方を楽しむことができます。
だらしなく伸びてしまったツルは、根元から10〜15cmくらい残してカットし、葉をドア飾りや壁掛けのリースを作るときの花材として利用できます。
最近はドライフラワーにしたヘデラの葉を効果的に使った物もみられます。
◎よい株の選び方
葉と葉の間が均等で、斑入りの品種は斑がはっきりしているものがよいでしょう。
ポット苗を買うときは、葉が柔らかそうなものは避け、しっかりとしている状態の株を選びます。
丈夫さの面だけ考えると、葉緑素の量が多い方が丈夫なため、一般的に、緑色、黄色い斑入り、白い斑入りの順になります。
◎育て方
日中の温度差が大きい春先と秋口に、ツルが一番伸びる性質があります。
この時期に植え替えや剪定を行って屋外に出すと、株の形を整えるのにとても効果的です。
斑入りの品種は、日光が不足するとあまり斑が入らず、緑色の葉が多くなったりするので、年間を通してよく日光に当てましょう。
水やりは年間を通して表面が乾いたら、ヘゴ仕立てはヘゴ板にも与えます。
生長期には表土が完全に乾いてから水を与えることが大切です。
鉢土をいつまでも湿らせておくと徒長し、茎に葉がまばらに付いた形になってしまいます。
11月以降水をひかえぎみに管理すれば、寒さのために落葉することもないでしょう。
冬場、屋外に出してあるヘデラの緑色の葉が赤っぽく変色しているのを目にしますが、寒さによるものなので、病気ではありません。
暖かくなると、だんだん元の緑色に戻ってきます。そのときに肥料を与えると、葉の色つやもよくなり、同時にツルが伸びてきます。
肥料は、生長期間、2ヶ月に1回、粒状の化成肥料を施せば十分です。
◎増やし方
6〜7月に挿し木を行います。
挿し穂はその年に伸びた若い茎がよく、2〜3節に切り取って、小粒の赤玉土か川砂など清潔な用土に挿せば、一ヶ月で発根します。
また、4〜9月の剪定をする際に、長く伸びた茎を15cmくらいカット(はさみを入れる場所は、根元に近い充実した茎の葉のすぐ下)する。
コップのそこに根腐れ防止・発根促進剤を入れ、水を入れ(こうしておくと水替えをする必要がない)茎の下1/3くらいの葉を落とし、コップに挿す。
約2週間で根がでてくる。十分に根がでたら、鉢に植える。
根が生長して広がった時のことを考えて、茎と茎との間隔を少しあけて植えるとよい。
植え終わったら、たっぷり水を与え、3〜4日は半日陰に置く。
◎つるがだらしなく伸びて、葉もかれてまばらになったら。。。
日光不足が大きな原因と考えられます。
植物は日光が不足すると茎がひょろひょろしたり、ツルが伸びすぎたりする性質があります。
葉が枯れてまばらになったのは、水切れが原因では・・・?!
しばらく水やりを怠っていて、再び水やりをするようになると、ツルの元の方に葉はなくて先にだけ葉がついている形になります。
再生法は、根元の2,3節を残して切り、古い土を落として新しい土に植え替えること。

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